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オヤジに捧げる賛歌

エロ話の向こうから
彼らの優しさが滲みでる
孤独な戦いへのため息を
グラスで飲み干している

語りきれない熱い想いを
握った手の力に込める

不器用に燃え尽くせない大きな愛を
安酒場の歌にして
時には、子どものように甘えてみせる

そんなオヤジが好きなんだ。

真っ直ぐにぼくを見つめて
「後は頼む」というオヤジ
「時々思いだしてくれ」
その肩に一瞬、力がみなぎって
こらえた涙が固定される。

ぼくはそんなオヤジが好きなんだ。

こじゃれたカフェでグラスを傾け
ポツリポツリと語ってくる
「一緒に歩んでいってくれ」
「これから変えていきたいんだ」
目線で語るその瞳。

受けとめたから、仕事への情熱
受けとめたから、家族への愛情
受けとめたから、ぼくたち後輩への贈る言葉

オヤジ。。。
濡れ落ち葉なんかになるんじゃねーぞ!
ウダウダしてたから、
その背中蹴りつけに行ってやる!
いつでも大きく構えていて欲しい。

ぼくはあなたの背中で育ってきたから
忘れる事なんてできないよ
そのぬくもりをぼくは大事に育てていくよ。
by satsuki_ok | 2005-03-12 19:16 | poem