さよならもできない

傷つきやすい
繊細さと
貪欲なまでの
情熱を
もてあまして
1人きりでいるの?


誰かを求めながら
拒絶を繰り返し
求めることすらできなくなったの


傷つくのはいやだから
伸ばしそうな手は
ポケットの中へ


うつむきかげんに背を丸めるのは
自信がないからじゃなく
飛び出してしまいそうな心を押さえ込んでるから


リアルには
痛みがともなう
苦しみも受け止めながら


しあわせをしんじられたらいいのに


またひとつ
飲み込んで


またひとつ
年をとるのだ


そうして
何を得て
何を残していくのだろう


光と陰のコントラスト
油絵タッチの心象


さよならもできない
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by satsuki_ok | 2015-05-23 21:47 | poem