さくら

長年通い慣れた道には、毎年桜のトンネルができる。
今朝見上げた並木道はほんのり薄紅色の花目が今か今かと咲くのを心待ちにしているようだった。

ひとつの仕事場での区切りをつけ、夕方の帰り道、見上げた桜は、五分咲きだった。

まるで見送られてるみたいで、改めてこの町の優しさを感じた気がする。


この町に育てられた日々。

明日からは新しい場所で、新たに静かな戦いがはじまる。


今夜くらいは、あの桜たちを思いながら、コーヒーをゆっくり飲んでみよう。
[PR]
by satsuki_ok | 2016-03-31 19:31 | ジジのひとりごと