Leben


by satsuki_ok

空の色

c0009762_1915547.jpg

書斎の窓から見える風景は、空の色
刻々と移りゆく時のグラディエーション。

明るすぎると透明な空気
ほんの少しの影の色
ブルーだともピンクだとも言えなくて
混ざりきらない空の道。

この空も
この山も
主の言葉で創られた
見上げる小さなぼくですら
髪の数まで知られてる。

この世の中の秘密など
とるにたらない迷い事
ふらふらうろつき
ゆらゆらゆれて
巡り巡って
迷い子の羊。

主の手のひらの中からは逃げられない。
主の瞳からは逃げられない。
主の前では暗いところは一つもない。
さらけ出される羞恥心
知恵という名の罪の色。
イチジクの葉で覆いながら
エデンの園から追放される。

それを愛と呼ぶなかれ
それを恋と偽るなかれ

ドラゴンの世界は悠久の人あるところに共にあり
かの小さき島国も
かの大きな大陸も
翼の生えた四つ足ヘビの幻。

それを知恵と呼ぶなかれ
それを芸術と呼ぶなかれ

主の御言葉のうるわしさ
主の御言葉のおそろしさ

それが愛だと問うなかれ
それを永遠と問うなかれ

ただ「ある」と言うものに
その大きさを測るなかれ
その高さを比ぶるなかれ
その深さを問うなかれ

君よ
こころのままに感じたまえ
[PR]
by satsuki_ok | 2005-09-20 19:14 | poem