病める魂

どこかが薄暗い土蔵の中で
くすぶり続ける病める魂

閉じこめられた塀越しに
明るく切り取られた空が見える

呼べど叫べど聞こえない
よじ登ってみるけれど
ひっかかりがなくて滑り落ちる

見えるのに届かない
話しているのに伝わらない

病める解きも
すこやかなる説きも
何時のつまびく時計の音

青の時代から変わらない
外の世界は空想の中
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by satsuki_ok | 2005-10-09 21:51 | poem