Leben


by satsuki_ok

一冊の写真集

こぼれおちていくように
言葉が滑っていくのなら
落ちていく雫のささやきを
手のひらに浮かべてみたい

窓の外では
雨音が静かな夜のリズムを刻む
あわただしく
騒がしいこころの内を見透かしたように
声にならないひとりごと

あの日出会った君から届いた一冊の写真集
シャープなラインの日常
切り取ることで焼き付けてしまった心模様
モノクロなトーンから溶け出してくるささやき
ファインダーを覗く君の心がリンクする

時を越えて瞬間移動した想い
あの日言葉にならない語らいがあった
透明なブルー
ちりばめられた涙の水玉模様
君の地球がそこにあった


A Talk of Legs―お喋りな足たち
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by satsuki_ok | 2006-06-08 22:20 | poem