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まるで褐色矮星だね、ぼくは(苦笑)

どんな星でも、夜空に輝く星となれる訳ではない。
最低でも太陽質量の1/10位ないと
中心核は、核融合反応を起こすまでに温度が上がらず、
一人前には輝けない。
このように質量不足のため恒星になり損なった星
褐色矮星。

また、99年5月発表されたニュースによると、
最近発見された褐色矮星はいずれもメタンを大量に含んでいること、
ペアになる星がないことから
誕生後数十億年も経って
年老いて冷えた表面温度900度以下の星であるとみられ、
関係者を驚かせている。
いまだ明らかになっていない謎の多い
ダークマターの有力な候補のひとつとも見られている。


補足説明
『目に見えないダークマターは質量からしか予測できない』
 ダークマターとは宇宙にある見えない物質のことで、ミッシングマスとも呼ばれています。
光も電波も発することがないため、可視光線や赤外線、X線でも見えませんが、質量からその存在が予測される物質です。
銀河系団の質量は、構成する各銀河の明るさから推定される値よりも、各銀河の運動から求めた質量のほうが10~100倍も大きいことが50年ほど前からわかっていました。
また、渦状銀河では、星の数から期待される質量より、回転速度から求めた質量のほうが大きく、見えない物質が個々の銀河から宇宙全体にわたって存在することが明らかになったのです。
ダークマターは銀河形成や宇宙が閉じているかどうかといった問題の解決に向けて重要な役割を担っていますが、正体はまだよくわかっていません。
by satsuki_ok | 2005-02-15 16:02 | いきつぎ(TBの守)