カテゴリ:パンの耳( 52 )

祈っている

今君がしあわせならば
しあわせが一秒でも長く続くように

今君が悲しんでいるなら
一瞬でもその悲しみがやすらぐように

今君がさみしいと感じているのなら
ほんの片隅で構わないから
ぼくをそばに感じて欲しい

主がそばを通られる時
君の手を握り
その聖さに壊れてしまわぬように

きみのこころの奥深く
眠るように息づくやさしさが
失われてしまわぬように

ありったけの想いを込めて
今日もぼくは祈っている
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by satsuki_ok | 2006-04-24 22:27 | パンの耳

新訳と旧訳

どこかオカルトチックで超人的な新訳聖書よりも
旧約聖書に惹かれるわけは
それがとても人間くさく、おとぎ話のように
神と人との間に大きな隔たりがあるせいかもしれない。
人の力と神の力に密接なつながりよりも
むしろ対峙したかたちで強く印象に残っているからだろうか。
目に見える形で表されているからかも知れない。

新訳聖書では、一人の人の中に、神の力が宿る。
こころに書き記された神の言葉が
一人一人を形作っていく。
それは愛するわが子をかき抱く姿にも似て
恐れのない全き愛の姿となる。

それが通常では計り知れない力とわざとなり
あるいは大きな波となり
世の中をすり抜けている。

必要なのは奇跡の大きさではない。
あなたが必要だと抱きしめていくことだ。
他の誰でもなく、「あなた」が必要だと。

それはまさしく「愛」の神の姿。


でもね、ともすると忘れがちなんだよ。
神の偉大さ、雄大さ。。。
厳しさ、激しさを。。。
それほどまでの愛情を注いだ相手
ねたむほどに慕われる。
その激しい一面を。

そんな時、旧約聖書を読みたくなるのかな。
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by satsuki_ok | 2006-04-23 22:23 | パンの耳

マザーテレサ

先日購入したDVD。
ようやく本日見ることができた。(まだ途中だけど)

マザーが感じていた孤独と苦しみ。
とりもなおさず、主が今も感じ続けていることだと強く感じた。

それはたぶんぼくが生まれたのがこの国で、
貧困ではない環境下にあって、
人の心が貧しくなった「先進国」と言われる
紛いモンの世の中に生きているからだろう。

こころの闇は、深刻だ。
誰もが孤独を感じやすい世の中。
信頼関係も薄っぺらいものしか見受けられない世の中。

深い絆というものを
いったいどこに置きわすれてきたのだろう。
こころが共にあるという確かな感触。
日常のささいな雑事にとりのこされていく。

人が人であるために、
必要なこととは、
「パンのみで生きるにあらず」

笑顔のウラに隠された涙と苦悩。
その深さゆえ、慈悲のこころは尊い。
その広さゆえ、慈愛のこころは高い。

聖女も聖人もいない。
一人の人間を通して語られる生きた鉛筆。

シンプルな生き方。

もちものが多すぎると失うことも多くなる世の理。
太古から何一つ変わらない。
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by satsuki_ok | 2006-04-22 21:31 | パンの耳

屈しない祈り

どんなに痛ましい出来事が
至るところで日々繰り返されていたとしても
主よ、それらに屈することのない魂を下さい

それは小さな小さな悪意からはじまったかも知れない
それは小さな小さなウソからはじまったかも知れない
あるいはねたみやそねみだったかも知れない

主よ、自分を守るということが
他者を苦しめることのないように
主よ、自分が楽しむということが
誰かを傷つけることのないように

こらえきれない想いを
悔やみきれない出来事を
自分自身でつくらぬように
フェアなルールを忘れて暴走することなどないように
主よ、闇が光に勝つことがないことを
忘れることなどないように

どうか私を日々清め強めてくださいますように
つたない私の祈りでも
この唇から賛美があふれてくるように

人知を越えた存在を大きな奇跡の証でなく
人の心に、私の心に書き記してください
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by satsuki_ok | 2006-02-18 21:17 | パンの耳

十文字の烙印

永遠への愛に目覚めた時
人は何を求めるだろう

心の底で眠るように
愛する人を抱いたまま
静かな微笑みの残像

幸せが限りなく狂気に近いように
愛もまた限りない悲しみのうちに
はじまりそして続いていく

湧きいずる泉のように
扉の向こうで脈々と
流れ溢れかえるほど
注ぎ出されていくモノ

カタチを変えながら
風化することもなく
刻まれたままの十文字の烙印
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by satsuki_ok | 2006-02-10 23:34 | パンの耳

咆哮

大好きな人を幸せにできる人
幸せだろうな
世界中がバラ色に見えたって
全然不思議じゃないだろうな

そんな自信に溢れていたら
ぼくも幸せになれるのだろうか

大好きな人に大好きと言われる人
幸せだろうな
世界中が自分たちのために動いて見えたって
それが当然の出来事なんだろうな

そんな風に素直な気持ちを伝えられたら
ぼくも幸せになれるのだろうか

ただじっと
植わったままのこの場所から
遠く遙かな空だけ見上げ
想うことしか許されない

そんなせつなさ誰にも耐えられるのだろうか

たとえばぼくが下半身麻痺だったら
たとえばぼくが言葉が話せなかったら
たとえばぼくが。。。。
ぼくの中で張りつめた糸が切れそうになる

求めてはいけない
望んではいけない
与えられる人になれ
与え続ける人であれ

生々しい「生」の衝動を
乗り越えていける人になりたい
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by satsuki_ok | 2006-02-04 20:28 | パンの耳

とある社会人の祈り

雑踏の中では
何も見えない
喧噪の中で
遮断された入れ物
器の中でうごめく
リアルな時が誰にも見えない

その闇の中
事件が降りしきる

受験が戦争だなんて
それは違うよ
それは単に欲望の闘争
戦争なんかじゃない
いのちまでも失われるワケじゃない
取り返しの効かない時間じゃない
ピンポイントに集中させて
マシンをつくってるワケじゃないだろう

エリートの挫折の悲愴さを
君は知らないのだろうか
それはまるで
近交係数の高さから遺伝病が起こるがごとく
必然とも言える結果

社会は努力だけで
素質だけでは渡れない大きな海
オールがなくても漕ぎ出せる
そんな勇気を持って欲しい
次世代を担う小さな力たち
心見失わないで
そう祈らずにはいられない
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by satsuki_ok | 2006-01-29 19:06 | パンの耳

人の生

鎧を装着
兜をかむり
剣を携え
どこに向かっていくのだろう

馬に乗り
弓矢を肩にかけ
いったいどこに行くのだろう

城はくずれてしまっているのに
助け出す姫君もいないのに
うつろう時の流れの中で
影武者が一人で駆け抜ける

息することすら忘れたように
荒野の闇に消えていく
詩人という亡霊が
語り尽くすことない遺跡
いのちの息吹が聞こえるまで
降り積もる時の砂に
オアシスの幻を見ている

いつのことだったのか
想い出せなくなる頃に
足音も聞こえないほど
しめやかに
その瞬間は訪れて
ぼくを連れ出してしまうのか

普遍と言う名の神は
不変ではなく
生きている証
人が気がつかないほど
ゆっくりと静かに穏やかであるだけで
悠久の時を流れている

愛なんて呼べるほど
ちいさな枠にはまらない
それは自然の中に隠されている神秘
たったひとりの心の中に
潜んでいる神秘の泉
はるか辿りつくまで渇いた魂の旅路

たぶんそれが人の生
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by satsuki_ok | 2006-01-25 22:46 | パンの耳

捧げる言葉

あなたに捧げる言葉は
手あかにまみれた
「ハレルヤ」でもなく
涙でずぶ濡れの
「プレイス ザ ロード」でもない

私の奥底から 湧きでてくる
澄みきった 熱いままの
そんな言葉を捧げたい

明日に向かうまでの数時間
今日という日を迎えた数分に
あなたへの想いをありったけ
祈りの中に込めていたい

必ず道は開かれると
必ず祈りは聞かれると
心の底から信じたい

主よ、人の想いによらず
どうかあなたの御力で
どうかあなたの溢れる愛で
あなたの叡智のすべてによって
主よ、あなたの望まれる
そんな人へと変えられたい

転げまわるような人生に
あなたの喜びがありますように
のたうつような人生に
あなたの励みがありますように

愛の本当の意味を
私も知ることができますように。。。
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by satsuki_ok | 2005-12-30 21:50 | パンの耳

忘却

じっと持ってたら 痛い
どっと感じすぎたら つらい
それでも そばにあるのだから
そこに あるのだもの
たしかに それは
あったこと

忘れてしまうと かなしい
去っていくのは 時の砂
それでも あの時愛したことは
確かに あったことだもの

いまは 隠れて見えなくても
近い未来に 見えなくなっても
過ぎ去りしこころは
あの時確かに感じてた
生きていくことを

かあさん
とおさん
私に家族は増えないけれど
それでも
生きてきて良かったと
生きていきたいと思える
そんなささやかなしあわせを
日々つづれおっていけるなら
少しは あなたに近づけるでしょうか
たまには あなたを追い越せるでしょうか

それを希望とよばなければ
それを目標としなければ
生きていく権利すらないのだろうか
喜びも与えられないと言うのだろうか
まっすぐに
主に向かって進めない
立ち止まり振り返り
石になる

どうか 砕いてこなごなに
どうか やわらかなこころへと
あなたが変えてくださるように
かたくなな この首筋
あなたの前へ たれるように
ぬくもりあることばを
このこころへ そのこころへ届けてください

忘れ去りたい出来事が
忘れたくない出来事を
うわまわることのないように
感謝のこころを 与え続けてください
軋みすぎる日々の暮らしの中へ
あなたの油注ぎがありますように
祈っていけることを 喜んでいられますように
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by satsuki_ok | 2005-11-28 01:17 | パンの耳