Leben


by satsuki_ok

カテゴリ:パンの耳( 56 )

とある社会人の祈り

雑踏の中では
何も見えない
喧噪の中で
遮断された入れ物
器の中でうごめく
リアルな時が誰にも見えない

その闇の中
事件が降りしきる

受験が戦争だなんて
それは違うよ
それは単に欲望の闘争
戦争なんかじゃない
いのちまでも失われるワケじゃない
取り返しの効かない時間じゃない
ピンポイントに集中させて
マシンをつくってるワケじゃないだろう

エリートの挫折の悲愴さを
君は知らないのだろうか
それはまるで
近交係数の高さから遺伝病が起こるがごとく
必然とも言える結果

社会は努力だけで
素質だけでは渡れない大きな海
オールがなくても漕ぎ出せる
そんな勇気を持って欲しい
次世代を担う小さな力たち
心見失わないで
そう祈らずにはいられない
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by satsuki_ok | 2006-01-29 19:06 | パンの耳

人の生

鎧を装着
兜をかむり
剣を携え
どこに向かっていくのだろう

馬に乗り
弓矢を肩にかけ
いったいどこに行くのだろう

城はくずれてしまっているのに
助け出す姫君もいないのに
うつろう時の流れの中で
影武者が一人で駆け抜ける

息することすら忘れたように
荒野の闇に消えていく
詩人という亡霊が
語り尽くすことない遺跡
いのちの息吹が聞こえるまで
降り積もる時の砂に
オアシスの幻を見ている

いつのことだったのか
想い出せなくなる頃に
足音も聞こえないほど
しめやかに
その瞬間は訪れて
ぼくを連れ出してしまうのか

普遍と言う名の神は
不変ではなく
生きている証
人が気がつかないほど
ゆっくりと静かに穏やかであるだけで
悠久の時を流れている

愛なんて呼べるほど
ちいさな枠にはまらない
それは自然の中に隠されている神秘
たったひとりの心の中に
潜んでいる神秘の泉
はるか辿りつくまで渇いた魂の旅路

たぶんそれが人の生
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by satsuki_ok | 2006-01-25 22:46 | パンの耳

捧げる言葉

あなたに捧げる言葉は
手あかにまみれた
「ハレルヤ」でもなく
涙でずぶ濡れの
「プレイス ザ ロード」でもない

私の奥底から 湧きでてくる
澄みきった 熱いままの
そんな言葉を捧げたい

明日に向かうまでの数時間
今日という日を迎えた数分に
あなたへの想いをありったけ
祈りの中に込めていたい

必ず道は開かれると
必ず祈りは聞かれると
心の底から信じたい

主よ、人の想いによらず
どうかあなたの御力で
どうかあなたの溢れる愛で
あなたの叡智のすべてによって
主よ、あなたの望まれる
そんな人へと変えられたい

転げまわるような人生に
あなたの喜びがありますように
のたうつような人生に
あなたの励みがありますように

愛の本当の意味を
私も知ることができますように。。。
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by satsuki_ok | 2005-12-30 21:50 | パンの耳

忘却

じっと持ってたら 痛い
どっと感じすぎたら つらい
それでも そばにあるのだから
そこに あるのだもの
たしかに それは
あったこと

忘れてしまうと かなしい
去っていくのは 時の砂
それでも あの時愛したことは
確かに あったことだもの

いまは 隠れて見えなくても
近い未来に 見えなくなっても
過ぎ去りしこころは
あの時確かに感じてた
生きていくことを

かあさん
とおさん
私に家族は増えないけれど
それでも
生きてきて良かったと
生きていきたいと思える
そんなささやかなしあわせを
日々つづれおっていけるなら
少しは あなたに近づけるでしょうか
たまには あなたを追い越せるでしょうか

それを希望とよばなければ
それを目標としなければ
生きていく権利すらないのだろうか
喜びも与えられないと言うのだろうか
まっすぐに
主に向かって進めない
立ち止まり振り返り
石になる

どうか 砕いてこなごなに
どうか やわらかなこころへと
あなたが変えてくださるように
かたくなな この首筋
あなたの前へ たれるように
ぬくもりあることばを
このこころへ そのこころへ届けてください

忘れ去りたい出来事が
忘れたくない出来事を
うわまわることのないように
感謝のこころを 与え続けてください
軋みすぎる日々の暮らしの中へ
あなたの油注ぎがありますように
祈っていけることを 喜んでいられますように
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by satsuki_ok | 2005-11-28 01:17 | パンの耳
我が神、我が神、どうして私をお見捨てになったのですか


わが子よ。わたしの言葉を守り、
私の命令をあなたのうちにたくわえよ。
私の命令を守って、生きよ。
私のおしえを、あなたの瞳のように守れ。
それをあなたの指に結び、
あなたの心の板に書きしるせ。
知恵に向かって、
「あなたは私の姉妹だ。」と言い、
悟りを「身内の者」と呼べ。

それは、あなたを他人の妻から守り、
ことばのなめらかな見知らぬ女から守るためだ。
私が私の家の窓の
格子窓から見下ろして、
わきまえのない者たちを見ていると、
若者のうちに、
思慮に欠けた一人の若い者のいるのを認めた。
彼は女の家への曲がりかどに近い通りを過ぎ、
女の家の方へ歩いていった。
それは、たそがれの、日の沈むころ、
夜がふける、暗闇のころだった。

すると、遊女の装いをした
心にたくらみのある女が彼を迎えた。
この女は騒がしくて、御しにくく、
その足は自分の家にとどまらず、
あるときは通りに、あるときは市場にあり、
あるいは、あちこちの街角に立って待ち伏せる。

この女は彼をつかまえてくちづけし、
臆面もなく彼に言う。
「和解のいけにえをささげて、
きょう私の誓願を果たしました。
それで私はあなたに会いに出てきたのです。
あなたを捜して、やっとあなたを見つけました。
私は長いすに敷物を敷き、
あや織りのエジプトの亜麻布を敷き、
没薬、アロエ、肉桂で、
私の床をにおわせました。
さあ、私たちは朝になるまで、
愛に酔いつぶれ、愛撫しあって楽しみましょう。
夫は家にいません。
遠くへ旅に出ていますから。
金の袋を持って出ました。
満月になるまでは帰ってきません。」と。

女はくどき続けて彼を惑わし、
へつらいのくちびるで彼をいざなう。
彼はほふり場に引かれる牛のように、
ただちに女につき従い、
ついには、矢が肝を射通し、
鳥がわなに飛び込むように、
自分のいのちがかかっているのを知らない。

子どもらよ。今、私に聞き従い、
私の言うことに心を留めよ。
あなたの心は、遊女の道に迷い込んではならない。
その道に迷ってはならない。
彼女は多くの者を切り倒した。
彼女に殺された者は数え切れない。
彼女の家はよみへの道、
死の部屋に下っていく。

箴言 7章  <新改訳聖書>
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by satsuki_ok | 2005-11-14 20:58 | パンの耳

いのりのとき

ダビデの踊りは
全裸のままで
人前で知られるよりも
主の御前に知られてる

私が母の胎にある時から
あなたは私を知っている
私はあなたに知られてる

帰っておいでというあなたの声が聞こえる

裸の王様
ダビデの賛歌
主のつくられたオーダーメードの一張羅

被造物の中に明らかな主のみ声

愛してるよ
ずっとずっと変わらずに
愛しているよ

恋人の前で
素肌を曝すように
私のもとへ帰りなさい

主のみ声の麗しさ

忘れていた祈りの時が戻ってくる
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by satsuki_ok | 2005-11-06 19:03 | パンの耳

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私は主に向かい、声を上げて叫びます。
声を上げ、主にあわれみを請います。
私は御前に自分の嘆きを注ぎだし、
私の苦しみを御前に言い表します。
私の霊が私のうちで衰え果てたとき、
あなたこそ、私の道を知っておられる方です。
私が歩く、その道に、
彼らは、私に、わなを仕掛けているのです。
私の右の方に目を注いで、見てください。
私を顧みる者もなく、
私の逃げるところもなくなり、
私の魂に気を配る者もいません。

主よ、私はあなたに叫んで、言いました。
「あなたは私の避け所、
生ける者の地で、私の分の土地です。
私の叫びに耳を止めてください。
私はひどく、おとしめられていますから。
どうか、私を迫害する者から救い出してください。
彼らは私よりも強いのです。
私のたましいを、牢獄から連れ出し、
私があなたの御名に感謝するようにしてください。
正しい者たちが私の回りに集まることでしょう。
あなたが私に良くしてくださるからです。」

詩編142編
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by satsuki_ok | 2005-11-05 20:44 | パンの耳

馬小屋にて

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朝焼けの下の雲海を
ナナカマドの赤い実越しに
透きとおるスカイブルーの秋空が
心の中まで空かしてみせる
空っぽになったなら
山峰の初雪が白く輝く

男だとか女だとか
ちっぽけな水たまり

本当に求める魂の安らぎは
人であることすら越えていく

偽りなく労役に従事する
限りなく忠実なその瞳を見つめるとき
こころの中で炎がふるえる

ああ
こんなにも素直に
こんな風に愛せたら
ぼくの一握りの言葉でも
惜しむことはないだろう

穢れなく使役にこたえるその肩に
いったい何がふさわしいというのだろう

見つめ返して欲しいんだ
ただまっすぐに
何も遮るもののない
魂の充足へ向かって
折れ曲がって傷ついて
たたまれたままの翼でも
涙の雨で洗い流して
耐え難いほど美しい
そんな世界がみたいんだ

あの方の瞳が見えるだろう
あの方の血しぶきのぬくもりが
あの方の切り裂かれた痛みとシンクロする
魂の叫びが聞こえるだろう

馬小屋の中で
愛が産まれ
丘の上で一体となり
閉ざされた墓の中で完結する
マグダラのマリア

墓標に刻まれる言葉もなく
共鳴し続け生き続ける存在
憧憬と畏怖が混在する
感情がほとばしる
理性が踊る

あなたの過去がなんであれ
あの方の愛は変わらない
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by satsuki_ok | 2005-10-21 23:11 | パンの耳

原罪

小難しいことはわからない。
ぼくは感じたままを書いているだけで、何も特別な学びをしたわけではない。
ただぼくが感じたことを書いている。

生まれて初めて聖書を手にしたとき、「これが「伝説の書物」なのか」と、感慨深い思いで満たされたことを覚えている。ぼくは旧家の父のもとでベタベタでコテコテな仏教の家で育っていたので、聖書と接する機会は大学にはいるまで皆無だった。そもそも大学を選んだ時点から、導きははじまっていたのだろうと、今はそうおもうのだけどもね。(ミッション系のカレッジだったので)

ご多分にもれず、ぼくは新訳聖書の方から読み始めようと試み、名前の羅列で挫折していた。キリスト教にほとんど無縁だと思っていたその頃ぼくは、「聖書」というものが、清いことしか書かれていないマニュアル的な本だと想っていたんだ。

ある時、何かのきっかけで、ぼくは旧約聖書を読み始めた。
そこに書かれている物語は、驚くほど人間くさいものだった。
最初の罪は「うそをつく」こと、エデンから追放された人間から生まれた最初の人間がおかした罪は「殺人」。ダビデに至っては不倫、ソロモンでハーレム、近親相姦に、レイプetc。。。アリとあらゆる人間の欲望がそこには書かれていた。

驚きの連続であった。
そこに神の手が伸びることが、不思議でならないほど、それは罪深い人間に対しての愛以外の何ものも感じられなかった。神の基準はわからないけれど、選ばれた人がイエスキリスト以前には、神の言葉を代弁していた。
しかし、処女であるマリアから産まれたイエスが十字架にかかり、復活した後は、人は自分自身と戦うようになったのだろうとぼくは感じた。
自分の中に根強くあるいわゆる「原罪」という存在に、どうしても目をやらずにはいられない。

なぜにぼくは「戦う」と感じるのかわからない。
ぼくは、幼い頃からぼく自身とは、相容れない存在を身近に感じていた。
ことある事にぼくを別の道へと誘い出そうとする存在を意識していた。
光の方へとまっすぐに素直に行くことを、遮る何かを感じていた。
それは、巧妙な「脅迫」を伴っており、抵抗することを強いるのだ。
おそらく、それをやっつけないことには、ぼくは前に進めない。

いまだに時折脳裏をかすめていく、「ささやき」の存在は、実に煩わしい。
イエス様ですら誘惑された「サタン」の存在。
聖書が真実であるとするならば、同時にそれは、敵の正体も認めることとなるのだ。
聖書に書かれていることが比喩でないとするならば、一般的に非科学的といわれるそれらの存在もまたあるということになる。
とすれば、何もそれは異端的なことでもなく、当たり前のことであるわけだ。
つまり、神が霊であるならば、霊の存在はあるということになる。
何も難しい論理ではない。

明と暗がぼくの中で明確に別れている。
そこにグレーの場所はない。
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by satsuki_ok | 2005-10-15 23:15 | パンの耳

drunk as a lord

夕暮れ時が寂しいなんて
いったい誰が決めたんだろう

一日の仕事を終えて
こんなに君で満たされる時間

夕暮れ時が寂しいなんて
いったい誰が決めたんだろう

これから訪れるであろう君との語らいに
こんなにも胸がときめいているというのに

宵闇が妖しくぼくを包む頃
君への想いが言葉となって
ぼくのからだをほとばしる

静寂の熱情にうなされるようなめまいの瞬間
この両腕いっぱいに抱え込んだ花束で
やさしい雨を受けとめよう

心がふるえた一瞬のthanks giving

I love you with a love of the Lord
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by satsuki_ok | 2005-10-13 22:07 | パンの耳