Leben


by satsuki_ok

カテゴリ:poem( 118 )

ひぐらし

夏の夕暮れカナカナカナ・・・・
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浴衣姿に
遠くで響く花火の音c0009762_19112730.jpgc0009762_19142595.jpgc0009762_19143789.jpg


いつか貴女とみてみたい
透き通るようなその肌
ほんのり色づく宵闇

幻想の中
ヒグラシの声がこだまする
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by satsuki_ok | 2005-07-10 18:58 | poem

鏡の中

かちかち
ぴっぴっぴ
逆さま進む時計の針
アナログ時間の逆回り

右と左が逆さまで
映る世界は逆回り

合わせ鏡の瞳の奥
不器用を装うしたたかさ
計算された涙など流す事などできないね

シナリオどおりに生きてる
鏡の中の私がいる
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by satsuki_ok | 2005-07-09 05:46 | poem

ノイズの排除

浮ついた生活は性に合わない
c0009762_2033839.jpg論理的に進まない仕事は嫌いだ
緩急のリズムのバランスも重要である

考えたくないことは考えない
淡々と日常をこなし
抑揚の少ない色彩の乏しい毎日を過ごす気もない

誰もが裸で生まれ
一人で死んでいくのだ
そこに選択肢はない

ノイズはやはり必要ない
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by satsuki_ok | 2005-06-08 20:33 | poem

つりあい

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飛行のつりあい

航空力学というものも興味深いものがある。
鳥と飛行機の違い。

マニュアルのない飛行。

上昇気流を探す。
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by satsuki_ok | 2005-06-05 16:12 | poem

たぶん

一つの色にはならない
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by satsuki_ok | 2005-04-25 21:24 | poem

オヤジに捧げる賛歌

エロ話の向こうから
彼らの優しさが滲みでる
孤独な戦いへのため息を
グラスで飲み干している

語りきれない熱い想いを
握った手の力に込める

不器用に燃え尽くせない大きな愛を
安酒場の歌にして
時には、子どものように甘えてみせる

そんなオヤジが好きなんだ。

真っ直ぐにぼくを見つめて
「後は頼む」というオヤジ
「時々思いだしてくれ」
その肩に一瞬、力がみなぎって
こらえた涙が固定される。

ぼくはそんなオヤジが好きなんだ。

こじゃれたカフェでグラスを傾け
ポツリポツリと語ってくる
「一緒に歩んでいってくれ」
「これから変えていきたいんだ」
目線で語るその瞳。

受けとめたから、仕事への情熱
受けとめたから、家族への愛情
受けとめたから、ぼくたち後輩への贈る言葉

オヤジ。。。
濡れ落ち葉なんかになるんじゃねーぞ!
ウダウダしてたから、
その背中蹴りつけに行ってやる!
いつでも大きく構えていて欲しい。

ぼくはあなたの背中で育ってきたから
忘れる事なんてできないよ
そのぬくもりをぼくは大事に育てていくよ。
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by satsuki_ok | 2005-03-12 19:16 | poem

夜間飛行

眠れない夜が続き
夜間飛行が続いてる

幻の頻度が高くなり
雲の切れ間にいくつもの幻影を見る

こけた頬のくぼみには
飴玉でもしゃぶらせろ

クマのできた眼窩には
いいわけだけをつめこんで

ぼくはこのまま気狂いで
人生半ばで空に帰る

心配ご無用
鍵穴はひとつしかなく
他のものでは開かない
オートロックになっている

非常扉もない空で
そのまま消えてしまいたい
この世の誰も知らないところへ
逝ってしまいたい

逃れることができないならば
ズタズタな心だけ抱いて
一人で闇に消えてしまおう
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by satsuki_ok | 2005-01-06 02:51 | poem

テスト飛行

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朝もやの中
吐く息も白く凍りつく
遠く遠く東の空に放射状のプリズム

寒さにちじこまった体を
少しずつほぐしながら
ぼくは愛機へ近づいていく

露に濡れ鈍く光る銀色の愛しい翼がそこにある
反射するコクピット

だからここはパラダイスへの近道

眼下に広がる世界より
あのプリズムが呼んでいる

よろよろとふらふらと翼が揺れる
無事に帰りつくために飛んでみる

そこには誰も待っていない
ただ風が通り過ぎるだけ
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by satsuki_ok | 2005-01-05 22:02 | poem