カテゴリ:sensitive plant( 98 )

クリスマスのセーリング

自分の足で歩き出せばいい。

誰よりぼく自身が知っている。
この夜に。。

タバコの煙
一人の時間
なじみのこの空間

解き放つ心を泳がせ
コンパスはいらない。

感じるままに
眠ればいい

誰のものでもない

夢も希望も未来も
感じるままに

この感性の信じるままに

この喜びを君に
ただこの喜びを

ぼくのゴスペルが聞こえる
聖なる夜にこだまする

風が吹いてく
雨が降る
冷たい閑静な夜

なつかしい
幼いぼくの声が聞こえる

鈴の音が鳴っている

会いたかったのは
悲鳴をあげることもできなかった幼かったぼくを
抱きしめる今のぼく

冷たい月を見上げてたぼくのそばに
そっと寄り添うぼく。

あの頃にメリークリスマス。
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by satsuki_ok | 2004-12-25 21:52 | sensitive plant

aria

何か整理つけたくて、
どこか浄化されたくて、
落ち葉を集め燃やしてみる。

蒼い夜空に
燃え上がる炎

ああ・・・

真っ直ぐに昇る炎から
ひとすじの煙があがる。

コーヒーを飲みながら
ぼくは幻を見つめてる。

生き物のような炎の動き
それ自体が命の輝き

ぼくにとっての貴女の存在
それ自体が愛の輝き

覚悟していた夜

燃え続けてる心の炎
君を求めるぼくの炎

誰にも消すことは出来ない。
ぼくの全てを燃やし尽くすまで
消えることなどありえない。

アリアは続く
君へ捧げるぼくの詩

等身大のぼくのまま
等身大の君のもとへ
届けることが出来たなら
こごえる君を優しい暖かさでくるんでしまう。

そっと手を伸ばして、
ぼくの心に触れる君

一番奥深くから聞こえてた
祈りにも似た
君の心の声・・・

いつかぼくがそっと包んであげたい。
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by satsuki_ok | 2004-12-25 20:54 | sensitive plant
ぼくの中で何かが壊れるたびに
ぼくの秘密が現れる。

君に出会ってからぼくの秘密は
一つ一つあばかれる。

ぼくが忘れてすごそうとしていたこと

何もなかったかのように
普通の暮らしをしてきた人のように
生きていた。

見ないふりして生きていた。

そんな自分を愛することもできず。

ぼくが君に惹かれ
君でなければいけない理由

それはとりもなおさず、
ぼく自身を
そのままの自分を
自分自身が受け入れることなのかも知れない。
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by satsuki_ok | 2004-12-25 20:51 | sensitive plant

同位元素

白い闇
赤い空
黒い光
モザイクする時のマジック
空間に飛び出る心の形

自虐的な暗闇に
ともに揺れるあなたは誰?

緑の枯れ葉
赤い肉のかたまり
土石流

殺戮が膿む
欲望が悲鳴を上げる

涙に色などない
強さなんて幻

雨は優しく降り注ぐ。
ずぶ濡れのこうもり傘
遮断機
にじむライトの向こうを
見つめる瞳は誰?

膝を抱えて孤独を抱いて
憎しみが夢になる

愛憎の同位元素
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by satsuki_ok | 2004-12-25 20:49 | sensitive plant

呪縛

憎しみの色は悲しい色。
想いが伝わらなくて、悲しい色。

行き違った心のズレから
こぼれ落ちる水滴・・。

丸呑みした言葉が
喉につかえて
胸焼けする。

いくつになったら、
ぼくはこの胸焼けから解放されるのだろう。

貴女のため・・・
貴女のせい・・・
それが貴女の父だから・・・
母の言葉が、
ぼくを串刺しにする。

どこかがとても青臭いぼく
感じやすさがつらくなる。

ひきつる頬
無言の圧力・・。

ぼくは眠りが浅くなる。
それでも、放っておけない自分がイヤになる。
現実なんてそんなもの。
呪縛だらけの毎日。
解き放つときなど、夢のまた夢。。。
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by satsuki_ok | 2004-12-25 20:48 | sensitive plant

がまがえるの恋

血のかよった空間が
変色してこびりつく

汚泥にまみれた地上では
性の営み

来る日も来る日も繰り返される
大音量のノイズ

サディスティックな三日月

赤茶けた乾いた砂嵐

セピア色のセレナーデ

煙幕を張り逃げまどう

かわずが見るのは深さだけ

これがぼくの正体

今宵もがまがえるが鳴く
グエッグエッ・・・

恋の歌など愛のささやきなど
グエッグエッ・・・

通りすがった恋人達のランデブー
車輪の下で息絶える・・・
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by satsuki_ok | 2004-12-25 20:47 | sensitive plant

solitude

吐きだしたもの
ぼくの過去
ぼくの想い
ぼくのいま

詰め込んだもの
貴女の過去
貴女への想い
貴女の夢

旅立ちの準備は整った。
夜汽車がいく。
ゴトン、ガタン。
遠く遠く空の果て
ゴトン、ガタン。

切符は片道。
車掌はいない。
汽笛もない。
知らせるものなどいないのだから。

ネガティブの終着駅は、
Solitude
影武者シラノは役目を終えて
舞台裏から眺めてる。
ゴトン、ガタン。
そらの旅。
あてのない旅
ゴトン、ガタン。
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by satsuki_ok | 2004-12-25 20:46 | sensitive plant

求愛の声・・

三日月にぼくの求愛の声・・・。
甘くせつなくとろけるような囁きで・・・
今宵、激しいダンスを踊りたい。。

ただ、本能に身を任せ、
貴女の上で、月をみたい。。。
リズムの中で刻まれる

貴女の汗を感じながら、
枕に顔をうずめ、声を殺す貴女の上で
ぼくは単調な激しい動きを繰り返す。

吐息の中に、野生がのぞく・・・。
貴女の横顔・・・
ぼくを見て・・・
貴女が腕を噛めないように、両腕は頭の上でぼくの片手の中。
首筋がとてもきれいだよ・・。
甘く噛みながら、貴女の胸に囁きかける。。。

幾つもの夜を越えられるほど、
幾つもの切ない時を忘れるほど、
ぼくは貴女の中で溶けだしていく。。。

今宵・・・
ぼくの求愛の声・・・
優しく激しく切ない声・・・
抱かれるほどに美しい。。。
そんな貴女にぼくは酔う。。。
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by satsuki_ok | 2004-12-25 20:45 | sensitive plant

JAZZ

シンプルな音の運び
先の読めないメロディー

リズムが大切。

波長の感覚

力まない音楽

気持ちの高ぶりと
静寂の混在

ベーシックな音

ぼくの心を満たしてくれる。

木の葉の風に揺れる音
川面の水の乱反射

地下道に響く靴音
月明かりの路地裏
光る猫の目

汚れながら、癒される。

お気に入りはしっとり暖かな毛布

夜が満ちてくる・・
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by satsuki_ok | 2004-12-25 20:44 | sensitive plant

a crush

惚れるということ・・
粉砕するんだよ、やっぱり。
木っ端微塵に破壊される。

押しつぶされて、もみくちゃにされて、
壊滅して、押し込める。

惚れるって、そういうことなんだね。

優しい美しい想いばかりでなく、
そういう面も増幅される。

ぼくの恋は、そうなんだ。

そして、それは全世界共通の
人類共通の一大事。

恋のエネルギーは、
戦争をおこし、
平和をつくり、
芸術を産み
哲学を破壊する。

最も人間らしい愚かさが、
最も崇高な愛の断片が、
そこには刻まれるのだろう。

ぼくは今頃初恋を経験しているのだね。
初雪も根雪になるのだよ、空に近い高山では。

降り積もる雪の結晶が、
時の経過とともに形を変えても、
その一つ一つが同じでないように
想い出の一つ一つが色あせることがあっても
根雪は消えない。

ぼくがぼくで
あなたがあなたでなければいけない理由
結晶が手を結ぶ時
そこに確かな絆が産まれる。

水の原理、氷の結晶。
気化した愛が
露になる。
一雫の水の旅・・。
終わりのない旅のはじまり・・。
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by satsuki_ok | 2004-12-25 20:43 | sensitive plant