Leben


by satsuki_ok

夏の日のぬけるような青空が
ぼくは嫌いだった。
あの日を思い出してしまうから。
ぼくが心を閉じた日を。

あなたに出会ってから
ぼくは空を見上げることが多くなったよ。
この空は
どこかであなたの命を照らしていると
そう思えるようになったから。

朝露に濡れながら、見上げる空も
額の汗をぬぐいながら見上げる空も
あまりに美しい夕焼けに心奪われるときも
天の川の見えるほどの吸い込まれそうな星空も
雨をたたえて、曇った空にさえ、
ぼくは愛しさを感じるようになった。

ぼくのマリア。
愛しさが加速していく。。。
[PR]
# by satsuki_ok | 2004-12-25 17:30 | sensitive plant

沈黙のマリア

あなたに見てもらえるあてもなく
ぼくはただ思いを書き連ねてしまう。

貴女の心が欲しかった。
ぼくはあなたの言葉が欲しかった。
心のない体なら、何の意味もない。

ぼくは、ぼくのこの腕の中で貴女を見つめたかった。
耳元で「あいしてるよ」とささやきながら、
あなたの吐息をききながら、
ふるえる指先で、感じ、見つめたかった。

だからぼくは絶望した。
激しい自己嫌悪にいたたまれなかったんだよ。
マリア・・・
貴女がぼくではなく、誰かの胸の中にいることを。

それで気がついたんだ。
ぼくが本当に望んだものを・・・。

マリア。。。。
ぼくの心をつれていって欲しかった。
貴女への想いは、まだこの胸の中で熱い。。。
[PR]
# by satsuki_ok | 2004-12-25 17:27 | sensitive plant
台風が過ぎ去った後の青空にc0009762_1959125.jpg
あなたへの言葉を探してみた。

ぼくのこの心を表現する言葉。
ちぎれた小さな雲のように、
浮かんでは、風にながされて、
跡形もなくきえてゆく。。。

古来から言いふるされた言葉の数々を羅列したところで、
なにになるというのだろう。
そこにあったのかさえ確かでない。
虹いろの言葉たち。

途方にくれるぼくを
ネムノキの淡いピンクの花だけが
そっと見守っている。

まるで貴女のようだと、つぶやいてみた。
[PR]
# by satsuki_ok | 2004-12-25 17:20 | sensitive plant
c0009762_14253456.jpg
”咲いてみよう。
 雨が降っても、炎天下でも・・・
 たとえ誰にも見てもらえなくても、
 あなたが見つけてくれるかもしれないから。”

夏のあじさい。

そのいじらしさがぼくを虜にするのだろう。
理性でなく、本能のままに咲くその姿。

あなたが命の限り
華ひらいたその瞬間をぼくは見届けるよ。
あなたが枯れゆくまで、この愛しさは変わらない。
ぼくは可憐なあなたを知っているから。

愛してるとは、そのままの姿を受け入れること。
手折ることはできない。
その場所で、この時に咲いているあなたが
輝くように美しいから・・・。

幼い頃から、ぼくはそうして生きてきたんだ。
愛は奪うことじゃないと・・・。

そっと、雨に濡れたガクに触れてみる。
冷たい感触がぼくを震わせる。

こんなにもぼくを魅了するあじさい。
その命あることに、ぼくの心はふるえる。
[PR]
# by satsuki_ok | 2004-12-25 17:16 | sensitive plant
ぼくは、いつから
こんな風に人を愛することを忘れていたのだろう。

あの時、封印したはずの恋の断片が、
冷たく心に突き刺さったまま、
ぼくの心を閉ざしてから。

溶けていくよ、冬眠から覚めたように、
あなたを思うと心があたたかくなる。

あなたは、不思議な人だね?
人一倍涙を隠しているくせに、
どうして人を惹きつけてやまないんだろうね。
あなたの涙の雫は、
朝露のように人を潤し、癒しているのかもしれないね。

その雫のひとかけらでもあれば、
ぼくもこの熱帯夜から救われそうだ。

あなたが恋しい。。。。。。。

すこしでも、たくさんの雫を集めるために、
不器用にのばしたトゲを
あなたは笑うかな。
c0009762_15254446.jpg

[PR]
# by satsuki_ok | 2004-12-25 17:09 | sensitive plant