とある列車の運転手
2006年 01月 21日
とある列車の運転手の言葉
「乗客のみなさんの生活のリズムを、なるべく崩すことのないように心がけています。」
彼は若干20代の田舎の運転手である。最年少の運転手だった。
彼は毎朝午前二時から起きだして、ひととおり自分の乗る列車の点検をし、
笑顔で毎朝、乗客を出迎える。
彼が運転しはじめてから、一度の事故も遅刻もない。
乗客は皆安心して乗り、一日を無事にこなしてくる。
彼は幼い頃から、列車の運転手に憧れていた。
その頃から変わらないテンションを保ったまま、彼は大人になったのだろう。
「責任感」という一言では済ませられない。
彼の中で脈々とあたたかな想いが流れているからこそ、その行為が生まれている。
昨今、自分も含めて、仕事に対する想いが、
お金に換算されすぎている気がしてならない。
「合理化」の一言で片づけてはいけないモノがあると自戒を含めてそう思う。
彼の言う「生活のリズム」
それはごく当たり前の日常が、ごくあたりまえのように過ぎていく時間の連続。
それを断ち切る権利は誰にもない。
それを彼は身をもって知っているのだろう。
毎日があたりまえのように過ぎていること、
それ自体が多くの人の支えに寄っていることを、忘れがちなものだな。
目の前に起こっている事だけがすべてではない。
感謝するこころを失ってはいけない。。。
そんなことを想った話だった。
「乗客のみなさんの生活のリズムを、なるべく崩すことのないように心がけています。」
彼は若干20代の田舎の運転手である。最年少の運転手だった。
彼は毎朝午前二時から起きだして、ひととおり自分の乗る列車の点検をし、
笑顔で毎朝、乗客を出迎える。
彼が運転しはじめてから、一度の事故も遅刻もない。
乗客は皆安心して乗り、一日を無事にこなしてくる。
彼は幼い頃から、列車の運転手に憧れていた。
その頃から変わらないテンションを保ったまま、彼は大人になったのだろう。
「責任感」という一言では済ませられない。
彼の中で脈々とあたたかな想いが流れているからこそ、その行為が生まれている。
昨今、自分も含めて、仕事に対する想いが、
お金に換算されすぎている気がしてならない。
「合理化」の一言で片づけてはいけないモノがあると自戒を含めてそう思う。
彼の言う「生活のリズム」
それはごく当たり前の日常が、ごくあたりまえのように過ぎていく時間の連続。
それを断ち切る権利は誰にもない。
それを彼は身をもって知っているのだろう。
毎日があたりまえのように過ぎていること、
それ自体が多くの人の支えに寄っていることを、忘れがちなものだな。
目の前に起こっている事だけがすべてではない。
感謝するこころを失ってはいけない。。。
そんなことを想った話だった。
by satsuki_ok
| 2006-01-21 22:52
| ジジのひとりごと